相手は変わらないので、自分が変わる…気が付けば…相談に…のってました……

あれ?それ、相談だったの?

 

話の流れが

 

急に

 

「だから私、迷ってるんです」

 

とか

 

「そうしようと思ってるんです」

 

になる事があります。

 

さらっと聞いてたら

 

え?ちょっとあんまり聞いてなかった…けど

 

ごめん

 

もう一回話してくれる?

 

って、

 

聞くだけじゃ済まない事が

 

結構

 

あるんですよね。

 

聞いて欲しいだけの時って

 

あるじゃないですか。

 

あなたの意見は聞きたくなくて

 

聞いて欲しいだけの人って。

 

それかな~

 

って

 

「うん、うん」

 

って聞いたたら

 

「どう思います?」

 

ってなった時

 

「え?私?私なら…」じゃなくて

 

その子がすることに対しての「どう思います?」ですよ。

 

「…もう一回、聞いてもいい?」

 

って、事に…結構なるんですよね。

 

「ちょっと聞いてくださいよ…」

 

「相談があるんです」

 

とかね。

 

言ってもらえると…ちゃんと聞いてます😊

 

ある日

 

「ちょっと、聞いて欲しい事があって」

 

「なに?」

 

彼女は転職を考えて…

 

いろいろ考えていて、

 

てのも

 

今の職場で、いくら長くやっていても

 

認められない事の不満

 

後から入って来た大卒の男子の方が、昇進して

 

自分の方が仕事は出来るのに

 

役職が付かないと。

 

技術職で入社したのか、事務職で入ったのか

 

そこがポイントなんだけど

 

今の彼女には

 

そこじゃなくて

 

彼よりも経験値がある私が

 

なぜ、彼の下にならないといけないのか

 

って、不満とか怒り

 

で、こんな会社、

こんなに私がやってきていることを認めない会社に

この先ずっといても、自分の思いは伝わらないなら

転職しよう

って考えたって事。

 

なるほど。

 

「良いんじゃない?」

 

「良いんすかね?」

 

って、聞き返されました。

 

もしかして、

 

「上司が悪い」「会社が悪い」って

 

いって欲しかったのかな?と感じたけど。

 

私の答えは

 

「まだ若いし、この会社に我慢して続ける事ないんじゃない。会社はその部分は変わらないと思うよ」しかありません。

 

「何かしたい事があるの?」

 

鍼灸師になりたいんです」

 

「いいじゃん!!個人事業主になれれば、収入は自分次第で稼げるじゃん。集客に失敗しなかったら、上手くいくんじゃない?」

 

もう学校とか調べていて、そこからトントントンと、彼女は

 

自分の道を進んでいきました。

 

早く一人前になって、鍼をして欲しい…と願う毎日。

 

 

「ちょっと、子供の事で聞いてもらいたいことがあるんです」

 

(…うちの子、不登校なんだけど…その相談私でいいのかな?…)と心で思いながら

 

「いいよ😊」

 

 

「県立高校の受験が明後日なんですけど、通信制に行きたいって言ってるんです」

 

(明後日?え?なんで今相談?)「本人が急に言い出したの?」

 

「ん~前から、ですけど。私が、通信の学校に行かせたくなくて。腹が立ってて、明後日も、受験に連れて行きたくないから、姉が連れて行ってくれることになってて」

 

いっぱい子供に不満があって、その子供の思い通りにしたくないっていう事。

 

「反発しあってるから、したいようにさせてあげたら、お母さんの言う事も聞くんじゃない?」

 

 

受験の日

「全力でやってきます!!と言って家を出ていきました!!」

発表の日

「なんと、合格しました!!」

きっかけは

「県立ダメだったら、通信行けばいいよ」

 

その一言だったらしいです。

 

後日、通信制の高校に問い合わせをたくさんしていたので、DMやら電話やら来て断るのが大変ですと…。

 

 

 

「仕事…続けられますかね…」

 

(しらんがな)「どした?わからん事は上司に聞きよ」

 

「夢に出てきて、目が覚めて…あ、夢だったって感じなんです」

 

(やばない?)「お腹一杯食べて寝なさい😊」

 

「仕事帰ってすぐご飯食べてお風呂入って寝てるだけなんです」

 

「あれ、重いよね~力がないから大変よね」

 

「そうなんですよ。力つけるのってどうしたらいいんですかね」

 

「筋肉かな。タンパク質!!プロテイン!!」

 

「そうですね。やってみます」

 

後日、部署が変わって体力じゃないところで、楽しく仕事しています。

 

 

 

「聞いてくださいよ~」

 

「聞くだけよ」

 

「僕、やっていけますかね~」

 

(しらんがな)「何?どした?」

 

「僕、時間に追われるのが苦手で。おとといも昨日も残業で。今日はやっと福嶋さんと同じぐらいで帰れて」

 

「おとといより、昨日より今日は早く帰れたんなら、すごいじゃん」

 

「!!」

 

「初めから誰でも出来るわけないじゃん!!でも昨日より早くなってんならいいじゃん」

 

「でもね、でもね、聞いてくださいよ。店長って僕と同い年なんですよ。でもあんなに僕は出来ないんです」

 

「え?それってテンポが違ってるからよ。今の君のテンポの中で、店長は3つの事が出来ているから早いのよ。今日はテンポが変わってるから、昨日より早くできたんじゃないの?」

 

「そうなんすかね~…」

 

「新入社員なんだから、叱られて助けられて覚えていくんじゃない?この前までやってた子に聞いてみればいいじゃん。あの子は夢に出てきてたって言ってたから」

 

「あ、聞いてみます。話してよかったっす」

 

 

嫌な事ってあるし、避けたいときもある。

そんなことたくさん経験してきたから、わかる事がこの歳になると

引き出しの中にたくさんしまってあるんだなって。

 

この人たちは

 

全員、前に進んでいきました。自分を変えていきました。

 

相手は変わらないので、自分が変わる。

 

私も、言葉に出すと

 

変わっていけます。

 

言葉にすることが

 

一番。

 

今日はここまで