角を曲がった時の事…~起業したかった時の事~

偉そうなことを表題にしましたが

 

40歳になったころ

 

今の仕事がうまくでき始めたころ

 

その前の上司が

 

ある日「こんなアイデアがあるんですけど、一緒にやりませんか」

みたいな人と

新しいものを作って売ろうとしていて

 

まさに裸の王様に出てくる洋服屋

 

近くで話を聞いていても

 

「え?」って思うような話を日々言葉巧みに

上手くいく上手くいくから

 

と、

 

会社のお金を湯水のように使って新しい機械を作り上げました。

 

が、

 

売れません

 

売れません

 

売れません

 

働き蜂は、知恵を絞り広告や、展示会で売ろうと必死になりましたが

売れません。

 

私は知っていました。

 

これが欲しいっていう人に

 

売った方が良いんじゃない?

 

でも、うちの会社には

 

既存の販売店に売り込む方法しか知らないので

 

飛び込みの営業なんてできないし

 

販売ルートが変わると

 

既存店に迷惑がかかるとか…わけわからん。

 

じゃなんでそれを作ったの?

 

ターゲットはどこなのか、誰の為に作ったのか、作りたいから作っただけ?何かの自己満足?

 

発想は良かったかもしれないけど

 

そうだな~

 

北海道の大草原でルンバが掃除をする感じ。

 

結局、

 

1000台作って3台売れました。

 

その3台が壊れてばっかりで…何千万とかけて作ったものは10年後に不良在庫として廃棄されました。

 

その裸の王様の洋服屋

 

町のアイデアおじさんみたいな人で、

 

発想力はあるけど、作れない人?

 

よくいるんです。「こんなのを作ると売れると思うんですけど」って来られる方。

 

一応製造メーカーなんで。

 

技術力や生産力や営業力や販売力

 

ありますよ。

 

ただ、それくらいの事は誰でも考えれるんですってようなものなら、会社は動きませんよ。

 

何を誰にどれくらい販売できるか

 

その根拠が必要です。

 

裸の王様は、定年前に早期退職されました。

 

で、自動的に課長だった人が上司になる事に

 

営業の事は全然わかんないのに

 

なんでここにいるのか、なぜここにいたのかいまだにわからんが

 

本人もなんで俺が?だったかもしれませんが…。

 

年功序列

 

何を言っても「今まで通りでやって」

 

え?こうすれば2個やってた作業が1個で済むじゃん!!

 

「ん~まあ、今まで通りでやって」

 

え?ばかなん?聞いてる?考えてます?わからんのん?

 

あ、悪口になってきた…やめよう

 

ここにいて、私に何か良いことあるのかな…

 

 

 

 

あ!!会社作ろう

 

私が自由に働ける会社を作ろう!!

 

お金は…あるな~よし。

 

じゃあ、何を売る?

 

総務の人がいるな~自分でやればいいか。

 

出荷の手順とか…それより何をする?

 

あ、商品が…ない。

 

私には商品がない。

 

じゃ、私の商品があったとして、誰に売るの?

 

販売のツテも何もない

 

宣伝はどうするの?

 

やり方がわからない

 

そこからじゃん

 

じゃ、今のままでいいか…

 

で、諦めました。

 

 

 

 

起業するにはあまりに未熟でした。

 

したいだけじゃできないし、

何が根拠でできると思っていたのか。

 

未熟すぎる自分に気が付いてよかった。

 

 

 

さて、

 

 

何が言いたいかと言いますと

 

 

 

商品があって

 

お客さんを見つけて

 

売らなくても

 

報酬がある

 

それも継続的に

 

そんな

 

夢のようなビジネスを

 

WEB上でしていく

 

人になる事に

 

片足突っ込んでます。

 

 

なんだろ

 

背中を押されて

 

押されて

 

立ち止まれない環境で

 

それも仲間がたくさんいて

 

ライバルみたいな気持ちは持っていても

 

みんな同じ方向を向いていて

 

励まし励まされ

 

良くなる方法をお互いに指摘しあい

 

笑いながら頑張れる

 

みんな同じ痛みを持ってるから

 

みんないろんな人生があって

 

だから、いまここにいる

 

凄い集団の中に入ってしまったぞ

 

ただ、楽しい

 

このきっかけをくれた

 

息子に

 

感謝!!

 

今日はここまで。